risuboxerノート

これでも毎日楽しく生きてるよ

ボタニカル業界について語る 前編

昨今、やれ観葉植物だ多肉植物だと騒がれ、おしゃれインテリアの定番とし、グリーン雑貨やボタニカル男子の造語まで作られ、大気圏に行くんじゃないかってくらい右肩上がりの急成長市場になった植物業界。

リクナビにもenjapanにもカテゴライズされてないけど、たしかに存在するしてるはず。

ボクの肌感覚でちょっと物申す。

 

 

いまホントに植物が熱い。

これまでは花屋さん等の専門店でひっそりと置かれている苗や、ダイソーで売られているサボテンの小鉢、はたまた雑誌でしかみないようなおしゃれルームに置かれているもの。いずれも実生活とかけ離れ、気にもとめられない存在だった観葉植物。

手入れが大変とかで敬遠されていたけど、実際は観葉植物がもつイメージがあまりポジティブではなかったような気がしてる。

一部の上流階層が趣味で部屋に置いているイメージや、ガーデニングするお母さんとどうしても重なってしまう。どちらも裕福さとエコ感をかもしだし、カッコつけてる感が逆にカッコ悪いイメージがまとわりついていた。

 

徐々に若者向けの雑貨エリアに参入してきた植物雑貨は記憶に新しい。

たしかヴィレッジヴァンガードは割と早く取り入れていた気がする。箱を開けて水をあげるだけで簡単にトマトが栽培できるようキットや、人形の背中が鉢になっているコミカルなものが置いてあったり、と一味違った雑貨を楽しみたい人や遊び心のきかせたプレゼントなんかで重宝されたはず。いまの盛り上がりの土壌を耕していてくれたと思う。

 

植物たちに光が当たり始めた要因にデザイン性の向上は欠かせない。

というよりやっとデザインを意識される対象になったのだという印象だ。植物そのものの造形は変わらない。彼らに求められるデザイン性とは器であったり、置かれる部屋のインテリア環境だ。苗を直接売るのでなく、鉢のデザインやそれを扱う店舗のデザイン性が高まるにつれて植物たちはやっと人の意識を呼び込める存在になった。加えてインテリア業界が本当頑張ってくれてる。フランフラン無印良品らが安価で楽しめるインテリアをどんどん提供してくれて、インテリアの基礎力が上がった。その恩恵を植物はめちゃくちゃ受けてる。

 

そんな中、サボテンに代わり多肉植物が台頭してきたのがホント大きい。

とにかく世話が簡単。というか何もしなくてもどうにかなっちゃうのがすごいところだよ。サボテンはチクチクするけど多肉はかわいいなんて捉えてる人絶対いる。多肉は世話が面倒くさい層を完全に補完した。加えて、長期間劣化しないという特徴と奇妙な見ためからインテリア雑貨のポジションをぶん取った。企業側も劣化しないが故、多肉を使った新しいデザイン雑貨をいま販売してるくらいだ。

 

植物は消費者の心を掴んでいる上に、実は企業側も積極的に採用される動きが見受けられる。

基本的にインテリア力が高いため、小売店での台頭が目立つ。とりあえずあればいい感じに見えてしまうのだ。ブランドイメージを大切にしている店舗さんではほとんど店舗に植物を導入している。アパレル、コスメ、輸入雑貨、カフェ、いまでは店舗作りで欠かせないアイテムになりつつあると見てる。いまは自然派を扱うブランド多いしね。相性いいわ。

それと商業施設の建築からすでに取り入れられてる。ちょっと置いとけばオシャレじゃね、から、植物を配置することを前提とした建築デザインがされているように思える。きっと環境系のデザイナーは前々から当たり前のようにやっていたかもしれないけど、建物の通路のど真ん中にオブジェのごとくあしらわれた植木を見るとホント変わったなって思うようになった。

 

まあ盛り上がりすぎてちょっと心配になることもありますけどね。

長くなったので続きます。